代表インタビュー

思い出や体験をつくる仕事は
お客様の笑顔がバロメーターです

オンリーワンを追求し、ナンバーワンを目指す!
代表が語る、イベント制作の醍醐味とは?

堂下 律明 代表取締役

1994年、株式会社ムービック入社。キャラクターグッズやイベントの企画制作を担当したのち、2018年5月より株式会社ムービック・プロモートサービス代表取締役を務める。

ムービック・プロモートサービス(以下、MPS)ってどんな会社? 大切にしているものは何? 代表取締役のインタビューから、MPSがワクワクを生み出せるワケを紐解きます。「オンリーワン」の価値を高めた先に目指すのは、イベント会社としてのナンバーワン。仕事に対するこだわりから社風まで、誰よりもワクワクを愛する代表がたっぷりと語ります。

期待の「さらに上」を行く企画が
イベントのクオリティーにつながる

まずは、MPSの強みを教えてください。

1984年4月の設立以来、MPSはキャラクターショー、展覧会、ステージなど、あらゆるイベントの企画、制作、運営を一貫して手がけてきました。アニメイトグループのうち、イベント事業を専門に展開しているのはMPSだけです。また、取り扱うジャンルが多彩な点も特徴のひとつ。コアなファンを持つアニメ作品からファミリー向けキャラクターまで、これだけ幅広く扱っている会社はオンリーワンだと自負しています。

MPSは、「ご来場いただいた全てのお客様に笑顔を提供する」というポリシーのもと、イベント空間を制作することに注力してきました。我々がつくるのは、イベントを通じた「体験」や「思い出」です。その価値をどんなバロメーターで測るかというと、やはりお客様の笑顔なのではないでしょうか。お子さんが楽しそうに笑っている横で、親御さんがその様子を眺めて笑顔になる……そんな場面を、これからも大事にしていきたいです。

笑顔を提供し続けるために、こだわっていることは何ですか?

やはり、クオリティーの高いイベントを制作することですね。その積み重ねが、クライアントや版権元からの信頼にもつながっていくと考えています。作品やキャラクターを大切にしながらイベントを制作し、常に安全・安心な運営を心がけることで、オンリーワンの価値をより高めていきたいです。

イベントに寄せられる期待や要望は、ご来場いただくエンドユーザー、クライアント、版権元、それぞれに異なります。たとえば、版権元の望むイベント内容が、必ずしもエンドユーザーの望むものと一致しているとは限りません。そのうえで、私たちは誰もが納得していただけるイベントを提案しなくてはならない。エンドユーザー、クライアント、版権元のニーズを的確に汲み取りながら、寄せられる期待の「さらに上」をいく企画・演出を追求することが、クオリティーアップには必要だと考えています。

イベントはひとりではつくれない!
コミュニケーションを楽しめる社風

MPSの社風や、社員の特徴をどう見ていますか?

おもしろいことが好きな人、誰かの笑顔を自分のことのように喜べる人が多いですね。現在働いている社員は、エンタメやイベントが好きで入社してきた人がほとんど。明るくピュアで、コミュニケーション能力の高い社員が多いと感じています。

イベントの企画や制作は、ひとりで完結できる仕事ではありません。クライアントや協力会社はもとより、社内のチームなど、あらゆる人と関わりながらつくり上げていくものです。人とのコミュニケーションが不可欠なので、殻に閉じこもるタイプの人はあまりいないですね。会社の新年会や懇親会では、誰の隣に座っても楽しく話せると思います(笑)。

仕事の面では、やはり「信頼」が第一です。我々は作品やキャラクターの版権をお預かりしてイベントを制作しているので、まずはキャラクターや作品を大事にすることが最優先。クライアントや版権元が接するのは、ひとりひとりの担当者ですから、まずは関わる方々から信頼される社員でいてほしいと考えています。

仕事とどのように向き合うと、信頼が得られるのですか?

取り繕わず、誠実に向き合うことです。もちろんどんなイベントもハイクオリティーを目指しますが、なかには期待されていた結果に届かないものもある。そのときに「言い訳」ではなく結果が伴わなかった「理由」を明確に説明し、「次はこう改善します」とお伝えできる誠実な姿勢が必要です。こうした細やかなコミュニケーションの積み重ねが、信頼につながっていくのではないでしょうか。

私自身、長らく現場でグッズ・イベント制作に関わる仕事をしてきましたが、「明るく元気に礼儀正しく、誠実でいること」そして「仕事を楽しむこと」を大切にしてきました。

立ちはだかる壁を前にして
仕事を楽しむためのコツとは?

仕事を楽しむために、気をつけていることは何ですか?

ポジティブ思考です。ミッションを与えられたときに、できない理由を並べるのではなく、「どうやったら実現できるか」を考えることが大切だと思います。イベント制作には責任やプレッシャーがつきものですが、それをポジティブに捉えることで仕事への向き合い方は変わるでしょう。

実際にMPSの社員の前に壁が立ちはだかったときも、「ちょっと大変かもしれないけど、頑張ろう!」と心構えを切り替えられるタイプがほとんど。だから、大変な時期でも社内は明るいんです(笑)。

「イベント会社は多忙だ」というイメージを持つ方も多いと思いますが、働く環境についてはいかがですか。

手がけるイベントによっては出張や休日の稼働もありますので、勤務時間や休日の取り方もフレキシブルです。社員が安心して働けるように、社内の環境をさらに整えていきたいと考えています。個人が裁量をもって、業務に最適化した働き方ができる会社にしたいですね。育児中は時短で勤務している社員も多いです。

オンリーワンの価値を追求し続け、
ナンバーワンを増やすために

イベント制作には「ワクワク」が欠かせません。堂下さんのワクワクする瞬間はいつですか?

私は現場が大好きで、いまでも頻繁に足を運ぶのですが、イベントが始まる前はとてもワクワクします! お客様が続々と集まってきて、おしゃべりしながら期待感を高めている様子を目の当たりにすると、胸が高鳴りますね。また、社員が新規の企画を練っている様子を見かけたときも、「ここから何が生まれるんだろう?」というワクワクを感じます。

プライベートの「ワクワク」は、ゴルフの前日です(笑)。私にとって、ゴルフはピクニックと同じ。長時間ずっと一緒に過ごすなかでいろいろな話ができますし、素が見えるエピソードもたくさん生まれるので、ただ会食をするよりも圧倒的に仲良くなれるんです。人とのコミュニケーションは、人生を豊かにしてくれるもの。いままで会ったことのない人と出会ったり、人との関係性が深まったりすることにワクワクします。

これからのMPSが目指しているものを教えてください。

先ほども申し上げましたが、「オンリーワンのイベント会社」として価値を高め、「ナンバーワン」になれる分野をもっと増やしていきたいと考えています。アニメやファミリー向けコンテンツのイベントでは実績がありますが、文化や芸能など、まだ手がけていないジャンルも多い。これまで培ってきた強みを活かしながら、新しい分野のイベントにも挑戦したいです。

さらに、日本のカルチャーは世界中で幅広く支持を得ていますので、海外でのイベントにも積極的に取り組みたいと思っています。

最後に、MPSで一緒に働きたい人は、どのような人ですか?

イベント制作には特別なスキルが必要だと思われるかもしれませんが、一つひとつの仕事は、社会人としての常識やマナーがあれば当たり前にできるものがほとんど。求められるのは、責任感や覚悟を持ち、根気強く仕事と向き合うことです。そのうえで、人が喜ぶ姿を自分の喜びとして捉えられる方や、みずから人を楽しませようと思える方と一緒に仕事がしたいですね。

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