





CROSSTALK



『クライアントの』と『来場者の
』
両方を叶えられるのがキャラクターイベント
「イベントは、たくさんの人が協力し合い成り立つもの」。そう話すのは、キャラクターショーや遊具、ラリーと言った小規模催事を担当する「キャラクターイベント」チームのメンバーです。キャラクターイベントに携わるやりがいや仕事に向き合ううえで大切にしていることを聞いてみました。
プロフィール紹介

着ぐるみ・SPイベント / 営業
入社2年目
関東エリアでの着ぐるみイベントやスモールパッケージ(以下、SP)イベントの営業・販売を担当。既存顧客の対応だけでなく、新規開拓や現場運営も行う。

着ぐるみ・SPイベント /
進行管理(着ぐるみ)
入社5年目
着ぐるみイベントの進行管理を担当。イベントが実施されるまでの準備やスケジュール管理、現場当日のディレクションなど、幅広い業務を行う。

着ぐるみ・SPイベント / 進行管理(SP)
入社7年目
ショッピングセンターや住宅展示場などで行う、遊具を使ったSPイベントを担当。イベントが実施されるまでの準備やスケジュール管理、現場当日のディレクションなど、幅広い業務を行う。


皆さんが携わっている「キャラクターイベント」とは、どういうものですか?
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K.I
「キャラクターイベント」は、着ぐるみによるキャラクターショーや、スタンプラリー、遊具などを提供します。実施期間が1日から1週間程度で、ショッピングモールのセンターコートや住宅展示場の駐車場など、比較的小規模な会場でおこなわれます。
ムービック・プロモートサービスでは、ほかに「展示イベント」を扱っていますが、こちらはイベントホールや百貨店の催事場など、比較的大きな会場で、1週間から1カ月にわたって開催されます。キャラクターイベントのほうが展示イベントに比べコンパクトですね。
それぞれの役割を教えてください。
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私はキャラクターイベントの営業を担当しています。商業施設や住宅展示場、広告代理店など、お問い合わせをいただいたクライアントにお話を伺い、ニーズにあったイベントの提案をします。自分が営業を担当したイベントの現場ディレクター業務や現場準備など、イベント運営も手掛けています。
K.I
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A.H
私はキャラクターショーを担当しています。自分が担当するキャラクターのショーを企画制作して営業担当や代理店の方々に販売してもらい、商業施設などからショーを開催したい要望をいただいたら、スケジュール調整、人やツールの手配、イベント実施後の精算までを一貫して行います。
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私の担当はSPイベントのパッケージ管理です。基本的にはキャラクターショーと同様に、イベントの一連の過程に携わり、スケジュール調整や会場の実施可否の確認、イベントに必要な備品のリストアップや、開催が決定したイベントの告知監修などを行います。
Y.M


キャラクターイベントの仕事で、やりがいに感じたり、
ワクワクしたりするポイントを教えてください。
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K.I
営業職ということもあり、イベントの発注をいただけた瞬間はやりがいを感じますね。商談の際、クライアントのニーズや課題をヒアリングし、それをイベント開催によって達成できた瞬間はなんとも言えないうれしさがありますね。
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自分の企画したキャラクターショーで来場したお客様が喜んでくれる瞬間が一番ワクワクします。特に各イベントの初演でお客様の歓声を聞くと、それまでの苦労が一瞬で吹き飛びます。
A.H
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Y.M
A.Hさんが言うように、来場されたお客様の反応を直接見られるのはうれしいですね。実際にイベントの現場で楽しそうにしているご家族やお子様を目にすると、「頑張ってきてよかったな」と感じます。
皆さんがこれまでで一番心に残っているイベントは何ですか?
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自分が幼少期を過ごした地元の商業施設で実施したイベントです。自分の思い出の場所で地元の子どもたちや施設担当の方が喜んでいる様子を見たときは、本当にうれしかったです。その施設ではキャラクターイベントを開催するのが初めてで、新たな客層の集客にもつながったと評価いただくことができました。
K.I
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A.H
私は入社して初めて手掛けたイベントの初回ですね。入社して3カ月、右も左もわからないなか急ピッチで制作を進めなければならず大変でしたが、ショーが始まり、MCが会場に向かって「こんにちは!」と呼びかけた瞬間、客席から大ボリュームの「こんにちはー!」が返ってきて感動しました。
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私が印象に残っているのは、入社2年目の夏に携わったイベントです。比較的規模の大きな案件でしたが、イベント当日まで滞りなく進行し、無事終了できてホッとしたのを覚えています。これには続きがあって、数年後、突然そのクライアントから私宛に「急遽イベントのご提案をいただきたい」とお電話をいただいたんです。「Y.Mさんなら安心してお願いできる」と言われ、2年目の夏の現場からつながったご縁をうれしく思いました。
Y.M
そうしたやりがいがある一方で、
この仕事の大変な側面はどういったところにあるでしょうか。
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Y.M
イベント前には告知物の校正チェックといって、クライアントが告知を出す前に内容に間違いがないか確認を行う業務があります。キャラクターの世界観・イメージを損なわない様に、校正を行っていくのですが、繁忙期になると複数のキャラクターで、複数の案件が同時進行するので、校正チェックの一連のスケジュールを調整するのが大変ですね。
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キャラクターショーを担当するチームでは、メンバー1人に対し数版権、担当するキャラクターが振り分けられています。そのキャラクターごとにどれだけ利益が作れたか、数値目標が決められているのですが、クライアントに対し営業するのは社内の営業担当や代理店の方々。自分で直接営業できない分、担当するキャラクターを提案してもらえるようにするにはどうしたらいいか日々試行錯誤しています。
A.H
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K.I
私はイベントを受注してからの準備や調整ですね。イベント開催までのタイムスケジュールにのっとって、いつまでに何をしなければならないかを逆算して、クライアントや協力会社、社内のメンバーと調整しながら進行するのは大変です。
イベント当日のトラブルを防ぐため、関係各所と打ち合わせをして、来場されるお客様すべてに楽しんでいただけるよう入念に準備を進めています。


キャラクターイベントの仕事をするなかで、
皆さんが大切にされていることや心がけていることを教えてください。
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誠実に対応することを一番大切にしています。1つのイベントには、営業担当者から運送、当日のスタッフ、協力会社などさまざまな人の手が加わります。関わるすべての方たちが動きやすいよう調整し、次の現場もご一緒できる関係性をつくれるような進行を心がけています。
Y.M
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A.H
私は一緒にお仕事をする人たちに、「Hさんの現場は仕事がしやすい」と感じていただけるようにしたいんです。そのために心がけているのは、何でも話せる関係性づくり。イベントの許諾をいただく版権元や、現場のスタッフの方ともしっかりコミュニケーションを取って、改善点が見つかればすぐ改善し、よりよい現場づくりに努めています。
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2人が言うように、イベントは複数の方が協力し合って成り立つものです。そういった方たちの仕事を止めないように、できるだけ早いレスポンスを心がけています。複数の案件が同時進行する場合もあるので、今何をすべきか優先順位をつけて迅速に対応し、少しでも周りの方が仕事をしやすくなるよう努めています。
K.I


最後に、キャラクターイベントの仕事の魅力や醍醐味はなんですか?
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Y.M
来場されたお客様の反応を間近で見られることですね。自分のした仕事がその先どうなるか、結果まで見える職業はそんなに多くないのではないでしょうか。イベントの現場に実際に足を運んで、クライアントの反応、来場者の笑顔が見られると、それまで試行錯誤して準備してきたことすべてが報われたと感じられる。それがキャラクターイベントのよさですね。
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キャラクターショーは展示イベントに比べ規模がコンパクトなのが強みです。地域のお祭りや学園祭、商業施設、住宅展示場など、ショーができるスペースがあれば、北海道から沖縄まで、全国のお客様にイベントをお届けできます。自分の書いた台本でショーが進行し、多くのファンの方に楽しんでいただける様子を見るのが幸せです。
A.H
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K.I
子どもたちの憧れのキャラクターを扱っているので、子どもたちやそのご家族にとって一生の思い出となる特別な瞬間を提供できる点がこの仕事の一番の魅力ですね。また、商業施設などクライアントにとっても、集客数を伸ばしたいといった課題解決の一助になれます。イベントに来場されるお客様もクライアントも、両方幸せにできるやりがいのある仕事です。
